『いもうとガイドブック』

お姉ちゃんとして、妹として

 我が家は、姉×妹。

しっかりものの妹と我が道をいく系の姉。

「昔のわたしみたいでしょ」と言いながら、次女が自分で借りてきた本を読み聞かせてくれました。

姉の気持ちを想像しながら、読んでいるのかな。

 

お姉ちゃんはあんまり妹に怒ることもないです。

5歳年齢差があるので、まあ仕方がないかと我慢しているところもあるのですが、楽しんでるとこもあり、きっと妹ながらにそういうお姉ちゃんの気持ちがわかる年になったのかなと思いました。

お姉ちゃん曰く、「お母さんとお父さんは100%大好きな人なんだけど、そこに妹が入るのはちょっと違う。」らしいです。

「妹がいて100%幸せかっていうとそういうわけでもなくて、一緒に遊んでて楽しくてもっと遊んでたいなって思ってるときもあるし、いないと静かでいいなとも思う日もあるけど、でも、なんだかんだやっぱり好き」

そんな気持ちを素直に描いている絵本です。

リアルに姉としての幸せや優しさ、寂しさや苛立ちを描く絵本もたくさんありますが、(それはそれで素敵なんですが(^^♪))

カラッとしてて、なんか海外っぽいなと。

 妹はたいてい さいしょは あかちゃんで びょういんから やってきます

私はこの冒頭の文章にやられました。

センスあります。おしゃれで笑えます。

 

ちょっと真正面から受け止めすぎてしんどくなったとき、

なんでも、こんな風に視点を変えたり、ちょっとわずらわしいこともきっと楽しくなりますね。ほんとユーモアって大切。

 

いもうとガイドブック

いもうとガイドブック

 

うちの 長女はそういうところが天才的に上手です。

だから、まさにこの中のお姉ちゃんはお姉ちゃん。

妹もよく見つけてきたなと目のつけどころがさすがです。