小旅行記~念願の「和田金」

憧れの「和田金」ですき焼きを食べました!!

いつか食べてみたいと思っていた高級すき焼き店。

実家の法要の精進落としの場所がここ。

みんな遠方にもかかわらず、これ目当てに集まりました。

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(写真がブレブレです・・・)

まずホテルのようなロビーに入ります。

お部屋に通されると、まず、お姐さんが

目の前で火鉢の炭をおこしてくれます。

これだけで、なんだか非日常感。

火が熱くなるまでのあいだ、

お通し→椀物。

椀物が牛しゃぶと香草の入ったお椀に

熱いお出汁をかけ、蒸らしてからいただくという凝ったもの。

いよいよお肉登場。

みんな「おー!!!」という歓声。

まずは1枚ずつ焼き付け、たまり醤油と砂糖でお姐さんが味付けしてくれます。

 

お肉をそれぞれにわけたあと、

お麩→細ネギ→春菊→玉ねぎ→お豆腐

とお野菜を順番に焼き煮にして取り分けてくれます。

 

一巡すると、今度、お肉が再登場!!

2回目は普通のすき焼きのように食べます。

一人2枚なんですが、おなか一杯でした。

霜降りのせいなのか、一枚のボリュームが大きいせいなのか・・・

仲居さんにきいたら、1枚80gくらいらしいです。

(だったら、次回のすき焼きは、安いお肉をいっぱい買うより、

ちょっといいお肉を数枚買った方が満足感があるのかも・・・)

 「一緒のお鍋でお肉とお野菜をぐつぐつ」ではなく、

鉄板焼きのコースのイメージに近いです。

 

締めは「牛肉のひつまぶし」

牛ステーキを細切りにしたものを、うなぎのかわりしたものです。

わさびとお出汁をかけると

あんなにおなかいっぱいだったのに、食べれちゃうんです。

 

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最後、季節のフルーツで終了と思いきや

七輪で小さなお餅を焼き、あんこをつけていただいて終了。

 みんな大満足でした。

 美味しいもので集まる

実家では、法要の際にはおいしい店に行くことにしているそうです。

親戚があちこちに散らばっていても、

みんな食いしん坊なので集まります。

 そして、ずっと、話のタネにもなります。

 

自分が小学生の頃は、お盆やお正月に親戚が集まり、

いとこたちと遊んで楽しかった思い出がたくさんあります。

(母たちは大変だったかもしれませんが・・・)

泊まりに行ったりもしていたのに、

だんだん、疎遠になり、会うこともなくなりました。

代替わりし、昔ほど法要や集まりが簡略化され、

煩わしさはなくなったけど、集まる機会が減ったことで

親戚づきあいもめっきりなくなりました。

 

昔ほどの濃いつきあいは、ありませんが

うちの子や甥っ子や姪っ子、はとこたちが

おおはしゃぎし、

次のお正月に遊ぶ約束をしている姿をみると

両親たちが

みんなが楽しんで集まる機会を

つくってくれてよかったなと思います。

 

自分も

友達でもなく、会社や学校の知り合いでもなく、

共通項のまったくない

「いとこ」って

いいものだなぁと思いました。

目の前のおいしいごはんの話と

子どもの頃の思い出話で盛り上がるのって

旅先で知り合った人に似てるかもしれません。

祖父母たちも、こうして

楽しみに集まり、思い出してくれるのが一番の供養なのかもしれません。

 

次は、どこかな・・・